・  フ ラ ン ス 旅 行 記  1  ・ 

【エア・フランス】


関空→シャルル・ドゴール空港 週7便
   (日航は、この時、テロ、イラク戦争、SARSの影響で運休)

AF291便 関空発 11:35 17::00着。 所要時間12時間25分。
 京都からの「はるか」関空着10:02。ところが、関空に着いたらフライトは11:20に変更。「早まる」変更なんて初めての経験。正味一時間あまりで、ビールも飲めたし、このメモも取れたし、パリで飲む酒も買えた。ところが、座席に座っても、なかなか離陸しない。やがて放送で「離陸許可書が届いていない」とのこと、結局、離陸は11:50であった。いったい、これ何のこと。焦らない、焦らない、これも「文化の違い」。

AIR BUSS A330(210席、英・仏・独・西の共同製作機)
 米のボーイングと旅客機製造を二分している。エンジンは2発であった。昔なら1万qもの長距離を飛ぶのは、必ず4発、3発エンジン機であった、これは航空技術のなせる技。

 

AF292便 シャルル・ドゴール空港発 14:20 8:45着。所用時間11時間25分。
 帰りは1時間早い。行きは、シベリアの北辺を経由する大圏(最短)コースを飛行するので約9,300q、帰りは、ウラル山脈を越えるとコースを南東にとりモンゴル上空を通過するので約9,700q。距離が長くなっているのに時間が短くなっているのは、「ジエット気流」の影響。緯度40℃付近の上空・1万mを強く吹く西風・ジエット気流に向かって飛ぶ「行き」、それに乗れる「帰り」。だから、行きの最高時速は850qどまり、帰りは時に980qに達した。

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